機内食からネズミ、スカンジナビア航空機が緊急着陸
スカンジナビア航空(SAS)は20日、乗客の機内食からネズミが出てきたため、旅客機をデンマークの首都コペンハーゲンに緊急着陸したと明らかにした。
緊急着陸を余儀なくされたのは18日。ノルウェーの首都オスロ発スペイン・マラガ(Malaga)行きの便だった。
航空会社は通常、ネズミやリスなどのげっ歯類は電気配線をかじることがあるため、機内に入り込まないよう厳重な対策を取っている。
乗客の一人は自身のフェイスブックページに「信じられないかもしれないが、私の隣に座っていた女性が食事の容器を開けたら、ネズミが1匹飛び出してきた」と投稿している。
SASの広報担当はAFPに対し、乗客は別の便でマラガに向かったと説明。
「こうした問題が発生するのは極めてまれ」とした上で、「二度とこのようなことが起きないよう、納入業者との見直しも含め、手順の徹底を図っている」と話した。