麻生太郎氏の「冷や飯のおいしい食い方」トーク紹介され羽鳥アナ「おそ…恐ろしい会話ですね」
30日に放送されたテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜午前8時)で、27日の自民党総裁選でこれまで非主流派だった石破茂総裁(67)が誕生したことで、党内勢力図が激変することが話題になった。高市早苗経済安保相(63)を支援した麻生太郎副総裁(84)率いる麻生派の議員が「冷や飯のおい味しい食い方を学ばないといけない」とコメントしたことを紹介したことで、「冷や飯の食い方」が話題にのぼった。
番組MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一は「(総裁選の結果を受け)自民党内の勢力図が変わります。石破さんを菅さんと岸田さんが支え、非主流派には高市さんを応援した麻生さん、茂木さんというふうになるのではないかと」と言及。決選投票で石破氏支援に動いた菅義偉前首相(75)と岸田文雄首相(67)と対照的に、これまで党内ににらみをきかせてきた麻生氏や、麻生氏と連携してきた茂木敏充幹事長(68)は非主流派に転落する見通しになるとの解説をした上で「麻生派の議員の人は『冷や飯のおいしい食い方を学ばないといけない』というコメントをしています」と、フリップに記された言葉を紹介した。
羽鳥に「ガラッと変わるということですね」と振られた政治ジャーナリスト田崎史郎氏は「総裁選後に、麻生さんと茂木さんが話し合った際には、もう岸田さんといっしょにはできないな、という話をされたということですね。そこで麻生さんが『オレは冷や飯の時もあったから、おいしい冷や飯の食い方を教えてあげるよ』と、茂木さんに言ったということです」と、両者の会話の一端を明かした。
羽鳥はこれを聞いて「おそ…恐ろしい会話ですね」とコメント。権力闘争に敗れてポストなどから徹底的に干される際に使われる永田町用語「冷や飯」に込められたさまざまな意味を念頭に、口にした。