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記者が入店試みると男に呼び止められ…繁華街に“ベトナム人が集うナイトクラブ” 不法就労の疑いで摘発


名古屋市中区のベトナム人が出入りするナイトクラブ「キングクラブ」が、不法就労の疑いで摘発されました。
摘発前に記者が入店を試みた際、声をかけてきた男は逮捕された1人でした。

9月28日深夜、中区の繁華街「女子大小路」にある雑居ビルで行われた警察の家宅捜索。100人以上の捜査員が詰めかけ、いつもの賑わいと異なる騒がしさに包まれました。
そして11月13日、中区女子大小路のナイトクラブ「KING CLUB」の経営者でベトナム国籍のファム・ティ・ゴック容疑者(28)と、クラブを管理する井花竜二容疑者(44)ら男女7人が逮捕されました。

警察によりますと、ファム容疑者と井花容疑者ら男女4人は、このナイトクラブで今年8月末までに、ベトナム国籍の男3人を従業員として働かせ、在留資格外の活動をさせた疑いが持たれています。

家宅捜索の9日前、東海テレビの記者がこのクラブを訪ねようとしましたが…。
店内に入ろうとする記者に「ベトナム人しか入れない」と呼び止めたのが、オーナーを名乗る井花容疑者。「国が混ざるとケンカになるから」と理由を説明していました。

入口には、ベトナム語で書かれた張り紙がありました。
「覚醒剤の取引と使用は厳しく禁止されています」とわざわざ書く理由は…。

今年5月には東京の浅草で、ベトナム人が集うナイトクラブに、警視庁が麻薬特例法違反などの容疑で捜索を実施。客の間で違法薬物が蔓延していたとみられています。
今回摘発された名古屋のナイトクラブでは、違法な薬物は見つかっていませんが、ベトナム人が在留資格ではない、DJの仕事などで月に10万円程の報酬を違法に受け取っていたとみられています。

警察は認否を明らかにしていませんが、オーバステイの客が利用するなど、外国人犯罪の温床にもなっていたとみて詳しく調べています。

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グエンに会いに来たと言えばいい

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