万博会場でのレジ袋、配布・有料販売禁止…来場者にマイバッグ・マイボトル持参呼びかけ
日本国際博覧会協会(万博協会)は31日、4月に開幕する大阪・関西万博の出展者や営業施設に対し、レジ袋の配布を原則禁止することを明らかにした。
有料での販売も禁止するといい、来場者にはマイバッグの持参を呼びかける。使い捨てのレジ袋をなくすことでプラスチックごみを減らし、循環型社会を体現する会場運営を目指す。
脱炭素や循環経済についての取り組みを紹介するため、大阪市内でこの日開いたシンポジウムで、協会幹部が明らかにした。繰り返し使用できる紙袋の販売などは認める。
ペットボトルについても利用を減らすことを目指し、来場者にマイボトルの持参を呼びかける。夏場の熱中症対策を兼ねて、会場内に40〜80か所の給水スポットを設ける。飲食店に対しては、飲料品を販売する際、客が持参したマイボトルに注ぐことなどへの協力を要請する。