中国・福建省でUFO大量出現を集団目撃 SNSが大騒動「UFOだ」「ドローンか」
中国・福建省の夜空にUFOが大量出現したのを集団目撃し、SNSが大騒動になっている。香港紙「星島日報」が11日、報じた。
福建省漳州市で10日午後8時ごろ、夜空に突然UFOが現れた。発光する物体が直線状に数個並んでいたが、どんどん増殖していき、突然、弧を描くようなフォーメーションになった。多くの市民がスマホでその様子を撮影した。
目撃者は「飛行物体が空に点を形成し、その後分散して一列に並んだ。最初はドローンだと思った。その後、1機が2機になり、さらに10機以上が一列に並び、それらが弧を描くような隊列になったので、ドローンではないと感じた。移動速度は非常に速く、10秒以上たったら突然消えた」と話している。
国内メディアの問い合わせに対し、漳州市政府職員は「この件については知らず、理解もしていない」と述べた。
SNS「微博」には多くのコメントが寄せられている。あるユーザーは「UFOだ」と言い、別のユーザーは「イーロン・マスクのスターリンク衛星か?」「ドローンか」と記した。多くのユーザーが支持したのは「漳州には空軍の基地があり、頻繁に演習を行っている」「戦闘機が熱デコイを発射しているのではないですか?」といった投稿だった。
また、一部ユーザーからは「こんな不思議なものが空を飛んで、国民全員が目撃したのですから、すぐに調査して国民に説明すべきではないでしょうか。この態度は実に無責任だ」「このようなUFOが出現するたびに、当局は『分からない』とか『調査中』などと曖昧な対応を取り、結局、何も行われないと考えている人もいる。公表できない秘密はあるのでしょうか? 政府はもっと透明性を高め、調査結果を適時に公表すべきだ」という意見もあった。