女性を風俗店に違法に紹介したなどとして、巨大スカウトグループのリーダーが逮捕された事件で、新たにグループの幹部らが警視庁に逮捕されました。

逮捕されたのは、スカウトグループ「アクセス」の幹部・山内陽登容疑者（27）と太田陸容疑者（23）です。山内容疑者らは去年11月、東京・豊島区の無店舗型風俗店に女性を違法に紹介した疑いなどがもたれています。

「アクセス」のメンバーが逮捕されるのは今回で9人目で、山内容疑者は中堅の幹部として十数名の部下を率いていて、スカウトバックなど月におよそ70万円の報酬を得ていたということです。

調べに対し、山内容疑者は黙秘し、太田容疑者は「1500万円以上を稼いでいた」と容疑を認めているということです。

また、警視庁は「アクセス」から女性の紹介を受けていた栃木県宇都宮市の風俗店の責任者の男も逮捕していて、組織の全容解明を進めています。