南米移民50万人国外追放へ 米、在留資格取り消し
トランプ米政権は21日、バイデン前政権下で入国を許可された中南米諸国からの移民の在留資格を取り消すと明らかにした。
合法的に滞在できる別の資格を持っていない場合、官報掲載日の25日から30日以内に出国する必要がある。
最大で50万人以上が対象になる可能性がある。米メディアによると期限は4月24日。
バイデン前政権は、人道的な理由や、不法移民を減らす目的などで一時的に滞在を認める制度を導入した。
2022年10月から25年1月までにキューバ、ハイチ、ニカラグア、ベネズエラから53万2千人が入国した。
このうち何人が合法的に滞在できる別の資格を持っているかは不明。