歌舞伎町のホストクラブ「ラブ」、売掛金返済で女性客に売春させた問題で営業許可取り消し
ホストクラブ元従業員の男がツケ払いの「売掛金」返済のため女性客に売春させた事件を受け、東京都公安委員会は風営法に基づき、男が事件当時に勤務していた新宿区歌舞伎町のホストクラブ「ラブ」に対し、営業許可の取り消し処分を出した。処分は17日付。
警視庁によると、売掛金問題を巡るホストクラブの営業許可取り消しは都内初という。
警視庁は昨年1月、20歳代の女性客に約1000万円に上る売掛金返済のため、風俗店で売春させたとして、同店元従業員の男(28)を売春防止法違反(困惑売春)容疑で逮捕。男はその後、起訴された。
歌舞伎町のホストクラブを巡っては同様のトラブルが相次いでおり、警視庁が摘発を強化している。