ブレイキングダウン元代表ら3人を詐欺容疑で逮捕 投資持ちかけ80億円集めたか、警視庁
中古スマートフォンの輸出事業に投資すれば利益が得られると持ちかけ、計約6億3000万円をだまし取ったとして、警視庁暴力団対策課が詐欺の疑いで、格闘技団体ブレイキングダウンの元代表板垣雄吾容疑者(44)ら男女3人を逮捕していたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、事業に実態はなく、自転車操業だった可能性がある。複数の出資者から総額80億円ほどを集めたとみられ、一部は返金しており警視庁が被害額の確認を進めている。
2022年に会社役員2人から計約5億5000万円をだまし取ったとして詐欺容疑で今月3日に3人を逮捕。22年に別の会社役員からも約8000万円を詐取した疑いで同24日に再逮捕した。