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「血痕は比較的高彩度 生地はほとんど彩度がない」弁護団が新たな鑑定結果示す 血痕の赤みを数値化で検察の控訴断念を主張【「袴田事件」再審無罪判決】


1966年、静岡県旧清水市(現静岡市清水区)で一家4人が殺害されたいわゆる「袴田事件」の再審=やり直し裁判で、無罪判決が言い渡された袴田巖さんの弁護団らが10月4日に会見を開き、「5点の衣類」について新たな鑑定結果を報告。弁護団は「検察は控訴を断念すべき」とあらためて主張しました。

いわゆる「袴田事件」をめぐっては、9月26日に静岡地裁で開かれた再審で、袴田さんに無罪判決が言い渡されました。
判決では、現場近くのみそタンクから見つかった「5点の衣類」について「捜査機関のねつ造」と言及していて、弁護団や支援者らは4日に会見を開き、この「5点の衣類」について、新たな鑑定結果を示しました。

再審では、着衣についていた「赤い血痕」について、検察側はみそ漬けされても血痕の赤みが残る可能性はあるとした一方、弁護側は「1年以上みそに漬かれば、血痕は黒くなり、赤みが残っているのは発見直前に捜査機関が証拠をねつ造したため」と主張していました。

大学の光学の研究者が行った実証実験では、「彩度」といわれる色味の強さや鮮やかさの度合いを確認。「5点の衣類」の血痕は彩度が比較的高く、新しいものだとわかりました。
一方、生地は、みそに漬けると彩度が高くなるはずなのに低かったことから、「短期間」みそに漬けられただけだとあらためて主張しました。

<袴田さん支援クラブ 白井孝明さん>
「血痕は比較的高彩度、生地はほとんど彩度がない。これは短期間。この短期間が1か月なのか、1週間なのかは断定できません。ただ、13か月から比べたら、圧倒的短期間、みそに漬けられただけ」

<袴田事件弁護団 小川秀世弁護士>
「色の問題を定量的に明らかにする。数字を含めて明らかにするという意味で、主観的な議論に決着をつける画期的な鑑定。検察官に対して控訴を断念させる、我々もこういう武器があるんだと示す」

控訴期限は、10月10日です。

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円罪

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