両手足をテープで巻かれた遺体はアルバイトの26歳男性と判明 殺害後に海に流されたか 大阪・貝塚市
今月9日、大阪府貝塚市の海岸で、両足首を粘着テープで巻かれた男性の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件で、警察は22日、遺体は大阪市内に住む26歳男性と発表しました。
警察によりますと、遺体は大阪市西区に住むアルバイト・宮城竜斗さん(26)で今月9日、大阪府貝塚市の海岸で両足や顔を粘着テープで何重にも巻かれた状態で亡くなっているのが見つかりました。
宮城さんは先月26日、アルバイト先から出たのを最後に行方が分からなくなっていて、家族が警察に行方不明届を出していました。
司法解剖の結果、宮城さんが亡くなったのは、先月下旬とみられ、死因は足を強く縛られて血流が悪くなり、酸素が供給されなくなる「緊縛性ショック」ということです。宮城さんの肺には海水がほとんど入っておらず、何者かに殺害された後に海に流されたとみられています。
宮城さんの両親は「信じたくないが息子です。家族思いでとてもやさしい子でした。将来の夢をもって、毎日よく頑張っていました。どこに出しても恥ずかしくない息子です。人に嫌われるということはなく、誰からも好かれ、可愛がられる存在でした」と警察に話しているということです。
警察は殺人・死体遺棄事件として、事件が起きた経緯を詳しく調べています。