住宅地に迫る炎… 今治の山林火災 発生から3日目 鎮圧の見通し立たず延焼続く
愛媛県今治市の山林火災は発生から3日目に入りましたが、鎮圧の見通しは立っていません。
23日午後に発生した愛媛県今治市の山林火災。
今治市朝倉地区では25日朝、燃え広がった炎がふもとの住宅地に迫る様子もみられました。
住民
「山で風が吹いたら火がどちらに向いて行くかわからない」
住宅などの被害はこれまで確認されていませんが、今治市によりますと、25日午前7時半の時点で焼損面積は210ヘクタール余りに広がっているということです。
火災を受け、現場周辺のあわせて1300世帯余りに避難指示が出され、住民は不安な一夜を過ごしました。
避難住民
「夜になったらどうなるか不安だったので、夫と母ときた」
夜間は延焼を食い止めるため消防が警戒を続けた一方、朝からは自衛隊のヘリコプターと愛媛と徳島の消防防災ヘリ合わせて6機が空からの消火活動を行っています。