東野幸治

フジテレビ系「ワイドナショー」（日曜・午前１０時）が３０日に最終回を迎え、放送１１年間の歴史に幕を下ろした。

同番組は普段スクープされる側の芸能人が個人の見解を話しに集まるワイドショー番組。ＭＣを東野幸治が務め、コメンテーターに豪華有名人を迎え、芸能ニュースや時事問題などさまざまなテーマで徹底討論してきた。

２０１３年１０月より深夜枠で放送、１４年４月から日曜の午前帯へ枠移動し、１６年１０月からは毎週日曜日１０時放送となった。開始当時は松本人志がレギュラー出演していたが２２年４月から隔週出演に。２３年３月１９日放送を最後に番組を卒業した。

東野は番組の最後に「ワイドナショーお時間が来ました。皆さん本当に最後までありがとうございました。最後まで言わせていただくといろんなことを番組で出てくる皆さんに本当にいろいろご迷惑をかけました」とあいさつ。東野が一番大変だったと声をかけられると「大変とかわかりませんけど、こんなに芸能界ってニュースたくさんあらんでもええやんとか。またこのニュースあんねやとか。このニュースまたあんのとか」と驚くことも多かったと明かした。

「この１０年裏でどんだけ『えっ！』ってリアクションしたん。行列も含めて」と東野がレギュラー出演している日本テレビ系「行列のできる相談所」（日曜・午後９時）も終了されることを言われると「特に行列そしてワイドナショー、芸能界いろいろありましたから」と回答。ヒロミから「日曜日だけでもお前２本（レギュラー番組）２本終わるんだ」とつっこまれると「この後、夜の方は汐留、日本テレビをよろしくお願いします」と頭を下げた。

最後には共にＭＣを務めた松本についても言及し「松本さんと一緒に立ち上げた番組ですけれども、松本さんに直接『ワイドナショー終わります』と言えなかったのが唯一の心残りでございますから。松本さんと一生懸命させていただきましたけど、東野幸治のワイドナショー、ここで力尽きました。本当にどうもありがとうございました」と締めた。