高市首相、本格的“外交デビュー”ASEAN首脳会議で「自由で開かれたインド太平洋」構想実現に意欲
マレーシアを訪問した高市首相はASEAN=東南アジア諸国連合と首脳会議に出席し、「自由で開かれたインド太平洋」構想の実現に意欲を示しました。
高市首相
「FOIP(自由で開かれたインド太平洋)を通じた協力をさらに強化し、日本とASEANがより強く、より強く、より繁栄することを目指します」
高市首相はASEAN各国に対して、「緊密に連携して友好を一層発展させ、強くなるための取り組みを進める」と強調しました。
その上で、安倍元首相が提唱した「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて協力を呼びかけました。
首相周辺は「安倍外交を継承、復活させ、高市外交として打ち出す狙い」と話しています。
高市首相
「FOIP(自由で開かれたインド太平洋)の要で、世界の成長センターでもある、ASEAN諸国・同志国との連携強化を確認できたので非常に有意義だったと思います」
高市首相はまた、フィリピン、マレーシア、オーストラリア首脳との個別会談にも臨みました。
28日に日米首脳会談を控える中、高市首相は26日夜遅くにマレーシアを出発し、27日朝に帰国しました。
