介護サービス不十分82% 人手不足、医労連の職員調査
介護・福祉施設で働く職員に「現在の人員体制で利用者に十分なサービスを行えているか」と聞いたところ「不十分」「やや不十分」が計82.2%だった。
日本医療労働組合連合会(医労連)の調査で分かった。現場の慢性的な人手不足により、サービス提供に支障が出ている状況が浮き彫りになった。
「普通」が12.5%、「十分」は2.3%にとどまった。6〜8月に調査し、22道府県の864人から回答を得た。
現在働いている職場の人員について「増やしてほしい」との回答は90.5%に上った。人員を増やしてほしい理由(複数回答)は「いい介護を提供したい」が75.1%で最多。
