水卜麻美アナ体調不良≠ナ激務の「24時間テレビ」見直しへ 国の方針と逆行
日本テレビのエース、水卜麻美アナウンサー(36)が体調不良で休養したことを受け、夏の恒例特番「24時間テレビ」にも働き方改革≠ェ求められることになりそうだ。
水卜アナは総合司会を務める朝の情報番組「ZIP!」(月〜金曜午前5時50分)で9月19日以降、8放送回連続で欠席。29日放送で復帰し、いつもと変わらない元気な姿を見せた。
8月26〜27日放送の「24時間テレビ」では総合司会を担当。寝る間を惜しんで翌28日放送の「ZIP!」に出演した。
同月31日〜9月10日まで夏休みを取った後に体調を崩しただけに心配されていた。
体調不良の一因は、「24時間テレビ」による燃え尽き症候群≠フような状態だったという。24時間テレビ関係者の話。
「ミトちゃんは今年の『24時間テレビ』で総合司会は10年連。体力の衰えは感じていて、今年は特に独特な緊張感がこたえたそうです」
「24時間テレビ」は体力勝負だ。今年、初めてメインパーソナリティーを務めたジャニーズ事務所の「なにわ男子」メンバーは、「(8月)26日夜には、CMやVTRの間に『こんなに食べられへんなんて大変やな〜』とボヤいていました」(前出関係者)
食べるのが大好きな水卜アナだが、他の出演者が空腹に耐える姿を目の当たりにしてガマンしたという。
「24時間テレビ」後には、再び超早朝勤務≠ェ始まった。「午前2時に起床して出社していますが、それが平日は毎日続き、心身ともにツラいそうです」(日テレ関係者)
エースの体調不良を受け、今年で46回目の放送だった「24時間テレビ」も変化≠ェ求められることになりそうだ。
「浮上しているのが、『24時間テレビ』でVTRやドラマの尺(時間)を増やし、出演者たちの負担を減らす案です」(前出同番組関係者)
国も、仕事と生活のバランスを取るワーク・ライフ・バランスを提唱している。
これまで時代の流れに逆行する形で放送を続けてきたが、そろそろ是正する必要が出てきたようだ。