伊藤健太郎 所属事務所を退所していた「双方の意見が一致せず」 20年に道路交通法違反で謹慎
俳優の伊藤健太郎(27)が本紙既報通り、所属事務所「イマージュエンターテインメント」を9月10日の契約満了に伴い退所したことが1日、分かった。事務所の公式サイトが発表した。
「この度、2024年9月10日の専属契約期間満了を以て伊藤健太郎が退所いたしましたことをご報告させて頂きます」と報告。「伊藤健太郎に関する突然の報道により、関係者の皆様、いつも応援してくださるファンの皆様に対し、多大なるご心配、ご迷惑をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
「2020年9月以来、4年にわたり全力でサポートし、伊藤健太郎と共に歩んでまいりました」とした上で、「今後の活動や契約について話し合いを重ねてまいりましたが、双方の意見が一致せず、最終的に退所という形で合意に至りました」と明かした。
「皆様のご理解とご支援を重ねてお願い申し上げます。最後に、ご心配とご迷惑をおかけした皆様に、改めて深くお詫び申し上げます」とつづった。
伊藤は2014年にフジテレビドラマ「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」で俳優デビュー。18年の日本テレビドラマ「今日から俺は!!」や、19年後期のNHK連続テレビ小説「スカーレット」などで注目を集めた。
急転したのが20年10月。道路交通法違反などの容疑で逮捕(後に不起訴処分)され、謹慎。当時、スポンサーなどから請求された違約金は数億円に上るとされた。21年6月に芸能活動を再開。今年4月に日テレ「街並み照らすヤツら」で地上波ドラマへ復帰した。現在放送中のNHK大河ドラマ「光る君へ」にも出演している。
親しい関係者は本紙の取材で「順調に再起の道を歩んでいるが、それには事務所の支えが不可欠だった。違約金の問題もサポートしてきた事務所側は、今回の決断にショックを受けているようだ」と語っていた。