所沢市・民家緊縛強盗、新たに男2人逮捕 国分寺市の強盗との関連調べる
1日、埼玉県所沢市の民家に複数の男が押し入り、住人の夫婦を縛った上、現金を奪って逃走した事件で、警察は新たに男2人を逮捕しました。
警察によりますと、新たに逮捕された佐藤聖峻容疑者、和佐裕夢容疑者と、現行犯逮捕された海藤貴志容疑者は1日午前2時すぎ、所沢市の民家で、高齢の夫婦を粘着テープで縛ったうえ、刃物で切りつけてケガをさせ、現金およそ8万円を奪った疑いがもたれています。
現場からは、もう一人、逃走している人物がいるということです。
捜査関係者によりますと3人は調べに対し容疑を認め、「SNSで闇バイトの仕事を見つけて応募したが、仕事が変更になり、強盗に加担していた。気づいたときには抜け出せない状況だった」という趣旨の話をしているということです。
警察は、3人に面識がなく秘匿性の高いアプリを使用して連絡を取り合っていることなどから、匿名・流動型犯罪グループの犯行とみて捜査しています。
この事件では、現場付近で少なくとも2台の車が押収されていますが、このうち白い車は、先月30日、東京・国分寺市で起きた強盗致傷事件で男らが使用した車とみられ、警察は、2つの事件の関連を調べています。