チャットGPTのアルトマン氏「ジブリ風」の自画像、人気アニメ風の生成画像がSNSで流行…著作権侵害につながる恐れも
米オープンAIが25日に発表した対話型AI(人工知能)サービス「チャットGPT」の新たな画像生成機能を使い、スタジオジブリや著名漫画家の作風に似た画像を生成することが流行している。
著作権侵害につながる恐れもある。
新機能発表後、チャットGPTに自分の写真などを読み込ませ、好みの画風に加工させた画像をX(旧ツイッター)などのSNSに投稿する事例が増えている。ジブリのほか、「ドラえもん」の藤子・F・不二雄さんや、「ドラゴンボール」の鳥山明さんの作風に似た画像もある。
オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は26日までに、Xのプロフィル画像をジブリ風の自画像に変更した。
チャットGPTで生成された画像には、AIで生成されたことを示す「電子透かし」が埋め込まれているが、画像に「AI製」と明記されてはいない。
オープンAIに対し、著作権侵害の可能性について問い合わせたが、回答は得られていない。