イギリスで“忍者刀”の所持や販売が違法に 16歳の少年が忍者刀で殺害された事件が契機
イギリス政府は27日、ナイフなどの所持に関する法律を強化し、「忍者刀」の所持や販売を禁止すると発表しました。
イギリスでは2022年、当時16歳だった少年が、「忍者刀」で殺害される事件が起き、遺族らが、「忍者刀」の販売などを禁止するよう求めていました。
こうした中、イギリス政府は27日、ナイフなどの所持に関する法律を強化し、「忍者刀」の所持や販売を禁止すると発表しました。
ことし8月から「忍者刀」の所持、製造、輸入、販売が禁止され、最大で6か月の懲役刑が科されるということです。
法律の施行の前には、若者らを対象に大規模なナイフ類の自主的な引き渡しを呼びかけていて、イギリスの内相は、「今後10年間でナイフによる犯罪を半減させる」としています。