25歳・若きアーティストの命を奪った「アナフィラキシー」とは 急速に症状現れ、死に至ることも
アーティストのひじりえまさんが7日、アナフィラキシーショックにより亡くなったことが分かった。25歳。所属事務所のアルファ・ジャパンプロモーションが8日、公式サイトで発表した。
サイトでは「2025年4月7日アナフィラキシーショックにより、弊社所属アーティストひじりえまが永眠いたしましたことを、謹んでご報告申し上げます」と報告。「生前は皆様より格別のご厚情を賜り、心より御礼申し上げます」と記した。
日本アレルギー学会が2022年に公開した「アナフィラキシーガイドライン」によると、「アナフィラキシー」とは重篤な全身性の過敏反応であり、急速に発現して死に至ることもある。
皮膚や粘膜にかゆみや紅潮、腫れなどの症状や重度の呼吸器・消化器症状が急速に現れるほか、皮膚症状が出なくても血圧低下や意識障害が起きるケースも。
発症の背景としては、食物や医薬品、ハチに刺されるなど多岐にわたり、治療としてはアドレナリンなど薬剤の投与などが行われる。
