万博会場限定の金ぴかミャクミャク“即買い”でトランプ氏へのおみやげに 赤沢大臣が明かす
トランプ米政権による関税措置をめぐる協議のために訪米し、想定外のトランプ大統領本人と会談することになった赤沢亮正・経済再生担当相は18日夜、自民党のインターネット配信番組に生出演し、トランプ氏に「金ぴかミャクミャク」の貯金箱をおみやげで渡したことを明かした。トランプ氏は金色を好むことで知られる。
番組進行役を務めた小野寺五典政調会長が、米政府が公表した、ホワイトハウスでのトランプ&赤沢会談時の写真を見ながら、大統領執務室内のトランプ氏の机の上にミャクミャクのぬいぐるみとともに、ゴールドのミャクミャクの置物が置かれていることに言及。赤沢氏は「(12日に行われた)万博の開会式に行ったが、会場でしか売っていない金色のミャクミャクの貯金箱があった。トランプ大統領は金が大好きなので、金色のミャクミャクの貯金箱と聞いたら、これは、持って行くしかないと思った」と、金色のミャクミャク貯金箱を“即買い”したことを告白。「当初はベッセント(財務長官)と、グリア(米通商代表)だけに会うつもりだったので、2人に託そうと思った」とした上で「(トランプ氏に)万博に来てほしいというのは、まさにお願いしたい立場なので、(ぬいぐるみと)金色の貯金箱をセットでベッセント長官にお渡しするつもりだったが、目の前に大統領がおられるので、お話の最後に『スモールギフトがあるのですが、よろしいでしょうか』と声を掛けた」と述べた。
トランプ氏は「関心を示された」とした上で、「これ(ぬいぐるみ)と貯金箱を広げて、ぜひ万博に来てくださいという話を、短時間ですがさせていただいた」と、トランプ氏に万博期間中の訪日を要請したことも明かした。
小野寺氏は「7月が米国の『ナショナルデー』と聞いている。その時には、この関税問題を日本の思うような形で解決した上で、来ていただきたい」と、応じた。
