「EV重量税」導入を検討 重さに応じ追加課税―財務省
財務省が、電気自動車(EV)を対象に車両の重さに応じて追加課税する「EV重量税」の導入を検討していることが11日、分かった。ガソリンなど燃料にかかる税の負担がない車への課税を強化し、インフラの維持・管理費を確保する狙い。経済産業省は負担増に反対しており、与党の税制調査会が導入の是非を検討する。
対象はEVや燃料電池車(FCV)など。2年に1度の車検時に支払う自動車重量税に特例で上乗せする。年間の上乗せ額は、2トン以下は6500円、2〜2.5トン未満は1万9900円、2.5トン以上は2万4000円と設定。軽自動車は3600円とする。
