受験塾「SS義塾」音信不通に 運営会社社長も“被害”主張
小論文や面接などによる総合型選抜の対策をうたった大学受験塾が、受講生側から連絡が取れなくなっていることが分かりました。
連絡が取れなくなっているのは、都内の会社が運営する「SS義塾」です。
SS義塾は、総合型選抜や推薦入試対策をうたい、オンライン上で授業を行っていましたが、11月から受講を始めたという、高校2年の生徒の保護者によりますと、今月に入ってから授業が見られなくなり、塾側とも連絡が取れなくなったということです。
この保護者は、2か月分の受講料、およそ6万円をすでに振り込んでいました。
生徒の保護者
「違う塾に入っていればちゃんとした授業が受けられて、その時間は無駄にならなかったと思っているんで、お金以上に時間を浪費させてしまったのが腹立たしい」
運営会社の社長は、日本テレビの取材に対し、「運営を委託していた中心人物が事業資金を不正支出し、塾運営を機能不全に陥れて逃亡した」などとしています。
