《歌舞伎町ホスト刺傷事件》刺した女性が現行犯逮捕も「大金を貢がせた方も問題あり」沸き上がった“色恋営業への規制論”に賛否両論
「刺した状況、見ている人いる?」
SNSで拡散された動画には、警官の叫ぶ声とともに騒然となった東京都新宿区歌舞伎町の路上が映し出されていた。
人だかりの中、路上には大の字で仰向けに倒れている黒いスーツの男性。その傍らには、白の上下の服を着た女性が仁王立ちする。
警官の問いに興奮しながら答えているのだが、音声は不明瞭な部分が多い。だが、こんな言葉が聞き取れた。
「許せない」「私の人生をぶち壊した」
そのうち、倒れた男性に向かって、「人のことぶっ壊してな、舐めてんなよコラ!」「死ね! クソガキ」と叫んだ。
5日午前1時すぎ、警視庁新宿署は男性を刺した殺人未遂の疑いで20代女性を現行犯逮捕した。
報道によると、男性は肩付近をカッターナイフで刺されたようだが、命に別条はないという。
「別の動画では、女性が「男性に半年で1000万円以上払った」と話している様子も。おそらく、刺された男性はホスト。犯行動機としては、大金を貢いで生活が破綻した女性が恨みを持って男性を刺したと考えられる」(全国紙社会部記者)
ネットでは、このニュースに対してさまざまな声が上がっている。
ホストに法規制?それとも自業自得?
《貢いだ方も普通だとは思えないが、相手を洗脳して、大金を使うように誘導する方も、かなり問題がある》
《払えかなったら風俗で働いて金持ってこいって状況はやっぱり公序良俗に反した仕組み。法で規制する必要はある》
など、ホストクラブを法規制すべきと主張する声が多くあがった。一方では、こんな意見も。
《成人してて自分の意志で金を突っ込んで遊んだんなら自業自得》
とはいえ、最近話題になった複数の男性から多額の現金をだまし取ったとして逮捕された“頂き女子りりちゃん”の貢ぎ先はホストであり、急増する“立ちんぼ”(路上売春)も稼いだ金をホストに貢いでいる女性が多く、社会問題化しているのは事実だ。何かしらの対策は必要なのかもしれない。