河川敷で発見された「ロケットランチャー」発射能力あった 暴力団の関与も視野に捜査 北九州市
ことし5月、北九州市の河川敷でロケットランチャーとみられるものが複数見つかっていましたが、鑑定の結果、いずれも弾の発射能力を備えていたことが分かりました。
ことし5月、北九州市小倉南区長行東の紫川の河川敷で、長さ1メートルを超える複数のロケットランチャーとみられるものや、複数の手りゅう弾や拳銃、実弾のようなものが見つかりました。
捜査関係者によりますと、複数のロケットランチャーとみられるものを、群馬県内の調査機関でおよそ3か月にわたって鑑定した結果、いずれも弾の発射能力を備えていたことが確認されたということです。
また、一緒に見つかった手りゅう弾のようなものには、いずれも起爆に必要な「信管」はなく、爆発の危険性はない状態でした。
警察は、爆発物取締罰則違反や銃刀法違反などの疑いがあるとみて、暴力団の関与も視野に調べを進めています。