海上保安庁、海自ヘリ墜落の現場海域を捜索…巡視船2隻と固定翼機1機を派遣
伊豆諸島・鳥島沖で海上自衛隊のヘリコプター2機が衝突、墜落したとみられる事故で、海上保安庁は21日、巡視船2隻と固定翼機1機を現場海域に派遣したと明らかにした。
このうち、ヘリコプター2機搭載型の大型巡視船「あきつしま」は同日正午前に到着し、海自と協力して捜索にあたっている。関西空港航空基地所属の固定翼機「はやぶさ1号」は活動をいったん終え、現場から離れた。
海保関係者によると、20日午後11時15分頃、海自の護衛艦から「訓練中の海自所属航空機2機が墜落した模様」との118番があった。海保は同11時22分、対策本部を第3管区海上保安本部(横浜市)に設置した。