NewJeansのハニさん、国会で涙の訴え「会社が私たちを嫌っている」 事務所内「いじめ」問題
人気K-POPグループ「NewJeans」のハニさんが15日、国会の国政監査に、労働問題の参考人として出席した。
9月にメンバーと公開した所属事務所の内紛を巡る動画で、関係者からいじめられたと明かしていた。現役のトップアイドルが国会に呼ばれるのは異例だ。
ハニさんは大手芸能事務所「HYBE(ハイブ)」の傘下レーベル「ADOR(アドア)」所属で、HYBE内紛問題の当事者。
9月、ユーチューブのライブ配信で、HYBE内の別グループのマネジャーから無視されていたことを明かして話題になった。
国会環境労働委員会は、職場いじめに関する労働問題に該当するとして、ハニさんと共にADORの新代表であるキム・ジュヨン氏を招致した。
ハニさんは「(無視は)過去に何度もあり、国会に出なければこのまま葬られると思った」と語り、キム氏がこうした状況を解決してくれなかったと不満を打ち明けた。
「会社が私たちを嫌っていると確信した」と涙を流し訴えた。
キム氏は「互いの主張が食い違っている」と反論し、「今後はしっかりと耳を傾ける」と職場環境の改善を約束した。
国政監査は日本の国会予算委員会のように議員が有権者にアピールできる場。HYBEと対立するハニさんにとっても、世論を味方につけやすい利点がある。