「中国」「日本」「好」 国の指定史跡・高松城跡の石垣に落書き 高松市
国の指定史跡である高松城跡・玉藻公園の天守台石垣に落書きされていたことが分かりました。
2日に来園者が発見したものです。
高松市によりますと、落書きがあったのは、天守台地下1階部分の石垣で、高さ1.5mの位置にある安山岩に、削るようにして文字が刻まれていました。
落書きの範囲は横15cm縦20cmで、3行11文字程度とみられています。
「中国」「日本」「好」の文字は読み取れるものの、全体の意味を把握することはできないということです。付近に防犯カメラは設置されていませんでした。
高松市は、3日、他に落書きがなかったことを確認した上で警察に被害届を提出しました。今後、石を磨くなどして落書きを消す予定です。
市は、文化財を大切にするよう4カ国語(日本語、中国語、英語、韓国語)で示した看板を数カ所に設置することにしています。高松城跡では、2022年にも月見櫓に落書きされたことがありました。
