XGのCOCONA、胸の切除手術 ノンバイナリー公表で近影ショット「自分では女性だとは思っていません」
HIPHOP/R&Bガールズグループ・XGの公式インスタグラムが6日に更新され、メンバーのCOCONAが胸の切除手術&ノンバイナリーを公表した。あわせて近影となる複数枚の写真を投稿した。
インスタでは「こんにちは、ここなです。今日で20歳になりました。20歳という節目を迎えるにあたって、これまで心の奥にあった想いを少しお話ししたく、この文章を書いています」と切り出しながら、私はAFAB Transmasculine Non-binaryです。今年、胸の切除手術を行いました」と報告。
これまでの人生を明かし「生まれたときは女性として扱われましたが、自分では女性だとは思っていません。“女性”として見られることには強い違和感があり、自分はもっと男性的な存在として生きています。今までの私の人生でいちばん難しかったことは、“自分自身を受け入れて認めること”でした」と複雑な心境を打ち明けた。
そして「ほんの少しでも自分を受け入れ、0.1歩でも前に進めた今、新しい扉を開けることができました。その扉を開けたことで視野が広がり、物事の見え方や捉え方が変わり、自分に大きな心の成長と勇気を与えてくれました。今では、「自分の中にあるものは、ダメなものじゃないんだ」と思えるようになりました」と告白。
「これができたのは、私の話に耳を傾け、寄り添ってくれたメンバーやサイモンさん、そして両親のおかげです。この運命と、出会えたすべての奇跡に、心から感謝しています。長くなりましたが、ここまでの道のりを歩いてこれたこと、そして支えてくれた人たちに心から感謝しています。私はこれからもXGとXGALXと作る未来が楽しみです」とつづった。
XGは、JURIN、CHISA、HINATA、HARVEY、JURIA、MAYA、COCONAの7人で構成。全員日本人だが、2022年3月18日の世界デビューから一貫して、ライブやメディアプロモーションなど海外を主戦場に活動してきた。25年4月に開催されたアメリカ最大級の音楽フェス『Coachella Valley Music and Arts Festival』には、日本人アーティストとして唯一の出演を果たしている。
