賞金総額100万ドルの世界大会で初優勝 日本のプロeスポーツチーム『REJECT』
アメリカのロサンゼルスで、日本時間5月3日〜6日の4日間行われたFPSゲーム『Apex Legends』の世界大会『ALGS Year4 Split1 playoffs』で、日本のプロeスポーツチーム『REJECT』の同ゲーム部門『REJECT WINNITY』が初優勝。北アジア太平洋地域から出場したチームとして初めて優勝するという快挙を達成しました。
『Apex Legends』はPCや家庭用ゲーム機向けに配信されているFPSゲームです。3人一組でチームを組み、1マッチにつき20チーム計60人が最後の1チーム（チャンピオン）を目指してバトルロイヤル形式で対戦します。
今回開催された『ALGS Year4 Split1 playoff』は1位の賞金額が30万ドル、賞金総額は100万ドルに及ぶ『Apex Legends』の公式国際大会で、全世界6地域から合計40チームが出場して、世界一を目指して対戦。40チーム中20チームが臨む決勝ではマッチポイントシステムという、“各試合で獲得したポイントの合計が50ポイントを超えたチームが、以降の試合でチャンピオンを獲得したら大会の勝者となる”というルールで進行されました。
APAC North（北アジア太平洋）地域の代表として出場した『REJECT WINNITY』は、韓国選手のSangJoon選手、Obly選手、KaronPe選手、Ahn2eコーチで構成されたチーム。
予選を全体の2位で通過すると、決勝では2試合目でチャンピオン、5試合目で2位を獲得するなどポイントを重ねて50ポイントを突破し、マッチポイントに到達しました。そして迎えた8試合目は、7チームがマッチポイントに到達する中、強豪チームを制してチャンピオンを獲得。北アジア太平洋地域に初のトロフィーをもたらしました。
また、決勝には北アジア太平洋地域から日本代表の『FNATIC』と『KINOTROPE GAMING』の2チームも進出。『FNATIC』は総合3位に輝き、『KINOTROPE GAMING』も順位は20位ながら初の世界大会出場の中、決勝の舞台で躍動しました。
