「温暖化、人が原因」95%…IPCC部会
国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」第1作業部会は27日、石油や石炭を使う人間の活動が温暖化を引き起こしている可能性が「極めて高い(確率で95%以上)」とする内容を報告書に盛り込むことで合意した。
報告書は世界の温暖化対策を検討する基礎になるもので、27日午前(日本時間同日夕)に正式発表する。
各国政府の代表が参加する作業部会は23日からストックホルムで開かれ、最終日の27日、報告書の細部をめぐる詰めの協議を続けている。
温暖化対策をとらない場合、今世紀末の世界平均気温が2005年までの20年間と比べ最大4・8度、海面は最大82センチ上昇すると予測。
最大限の対策をとるシナリオでは、今世紀末で温度上昇が0・3〜1・7度に抑制されるとした。
報告書は世界の温暖化対策を検討する基礎になるもので、27日午前(日本時間同日夕)に正式発表する。
各国政府の代表が参加する作業部会は23日からストックホルムで開かれ、最終日の27日、報告書の細部をめぐる詰めの協議を続けている。
温暖化対策をとらない場合、今世紀末の世界平均気温が2005年までの20年間と比べ最大4・8度、海面は最大82センチ上昇すると予測。
最大限の対策をとるシナリオでは、今世紀末で温度上昇が0・3〜1・7度に抑制されるとした。