警察病院から逃走の男、顔写真を公開 バスで中野駅へ
警視庁は19日、窃盗容疑で逮捕後に入院していた東京警察病院(東京都中野区)から18日に逃走した男を、韓国籍の住所、職業不詳金●基容疑者(64)と明らかにした。
18日に窃盗と建造物侵入の疑いで指名手配。顔写真や、病院から逃走する様子が写った防犯カメラ映像を公開した。
金容疑者が病院近くでバスに乗り、JR中野駅で降りていたことも判明。運転手の話では、運賃を紙幣で支払っていた。(●はさんずいに元)
警視庁によると、金容疑者は病院5階のトイレから逃走したが、入る直前、付き添った中野署の20代の巡査長に「ラウンジにメモ帳を忘れた」と言い、取りに行かせたという。
しかし6、7メートル離れたラウンジにメモ帳はなく、戻ると姿がなかった。逃走するため、うそをついたとみられる。