日本郵便、がん保険の二重払いと無保険が10万件超
日本郵便がアフラック生命保険の委託を受けて販売するがん保険について、二重払いや一時的な無保険になるケースが、2018年5月〜19年5月で約10万4000件に上ることが21日、分かった。
日本郵便のシステム対応の遅れが原因。無保険と二重払いにならないよう、10月にシステムの改善をする。
日本郵便は不正販売をしていたかんぽ生命保険の保険商品の積極的な販売は自粛しているが、アフラックの販売を継続する考えだ。
対応の違いを巡り、顧客の混乱を招く恐れがある。
アフラックのがん保険は、がんを発症している人の加入を防ぐため、新規加入後の3カ月間は保障が受けられない。
このため古い保険から、保障の充実した新しい保険に契約を乗り換えると、3カ月間二重払いをするか無保険になる。
アフラックは14年から、新規契約の保険料を払えば二重払いにならずに乗り換えられるようにし、日本郵便以外の代理店を通じた販売で適用したが、日本郵便は対応が遅れていた。
日本郵便のシステム対応の遅れが原因。無保険と二重払いにならないよう、10月にシステムの改善をする。
日本郵便は不正販売をしていたかんぽ生命保険の保険商品の積極的な販売は自粛しているが、アフラックの販売を継続する考えだ。
対応の違いを巡り、顧客の混乱を招く恐れがある。
アフラックのがん保険は、がんを発症している人の加入を防ぐため、新規加入後の3カ月間は保障が受けられない。
このため古い保険から、保障の充実した新しい保険に契約を乗り換えると、3カ月間二重払いをするか無保険になる。
アフラックは14年から、新規契約の保険料を払えば二重払いにならずに乗り換えられるようにし、日本郵便以外の代理店を通じた販売で適用したが、日本郵便は対応が遅れていた。