東京・千代田区の靖国神社で神社名が記された石柱に落書きがされているのが見つかった事件で、警視庁公安部が落書きに関わったとみられる中国籍の29歳の男を逮捕したことがわかりました。

器物損壊などの疑いで逮捕されたのは中国籍の姜卓君容疑者です。

捜査関係者によりますと姜容疑者は仲間と共謀して、ことし5月、東京・千代田区の靖国神社の石柱に赤いスプレーのようなもので英語で「トイレ」などと落書きして損壊した疑いなどがもたれています。

事件を巡っては、靖国神社とみられる場所で男が落書きをする動画が中国のSNSに投稿・拡散されていました。

この動画の落書きをしたとみられる中国籍の男性は、すでに出国していて、捜査関係者によりますと、姜容疑者はこの男性らと共謀した疑いが強まったということです。

警視庁は引き続き捜査を続けることにしています。