オンラインカジノの「ベラジョンカジノ」と広告収入の契約を結び、動画投稿サイトで「ベラジョンカジノ」の宣伝を行い、賭博を手助けしたとして、34歳の女が逮捕されました。

常習賭博幇助の疑いで逮捕されたのは、大阪市淀川区の飲食店従業員・伊達智美容疑者（34）です。
警察によりますと、伊達容疑者は去年11月ごろ、動画投稿サイトに海外のオンラインカジノ「ベラジョンカジノ」を宣伝する動画を投稿するなどし、賭博を手助けした疑いがもたれています。

伊達容疑者は、勧誘した客の負けた額から、およそ30パーセントを受け取っていたほか、宣伝の動画を1本投稿するごとにおよそ7万円を広告費として受け取るアフィリエイト契約を、「ベラジョンカジノ」と結んでいたということです。

オンラインカジノの運営とアフィリエイト契約を結び、オンラインカジノに勧誘した疑いで逮捕者が出るケースは、全国で初めてです。
取り調べに対し、伊達容疑者は「アフィリエイト契約をし、客を勧誘することが違法だとは思わなかった」と話しているということです。