フワちゃん、大炎上直前に “警察沙汰” に…母が “大麻お菓子” 食べて救急搬送されるも「結果はシロ」
8月、お笑いタレント・やす子に対し、SNS上で不適切発言をしたことが大炎上し、芸能活動を休止中のタレント・フワちゃん。
実は、このトラブル直前、別の騒動に見舞われていたことがわかった。警察関係者が次のように話す。
「7月中旬、フワちゃんは警視庁渋谷署に呼び出されました。薬物トラブルが浮上したのです」まさか、薬物使用? 当日の様子を、警察関係者が続ける。
「フワちゃんの母親が、家にあったお菓子を食べたところ、体調が急変して救急搬送されたのです。病院で調べると、お菓子のなかにCBDの成分が見つかった。そこで、警察に通報したようです。お菓子は、フワちゃんが持ち帰ったものでした」
CBDとは、大麻草の茎や種子から抽出される「カンナビジオール」という成分の略称で、ストレス軽減やリラックス効果があるとされる。
大麻由来だが、厚生労働省・麻薬取締部(麻取)のウェブサイトでは、《CBD(カンナビジオール)を含有する製品については、大麻取締法上の「大麻」に該当しません》と書かれている。
「2023年11月ごろ、CBDと同じ大麻成分で、HHCHを含むいわゆる “大麻グミ” や “大麻クッキー” を食べたあと、救急搬送される事件が相次ぎ、問題となりました。今回のフワちゃんのお母さんの救急搬送も、これと似た事例ではないかと推察されます」(前出・警察関係者)
法的には問題がないものの、CBD入りのお菓子を所持していた経緯を聞くため、警察で事情聴取がおこなわれたようだ。この警察関係者が続ける。
「CBD入りのお菓子は合法で、日本でも購入することができます。しかし、海外で手に入れたもののなかには、日本で禁止されている成分が含まれていることもしばしばあるのです。そのため、CBD入りのお菓子でトラブルが起きれば、病院は警察に通報しますし、警察も捜査することになります」
先に触れた麻取のウェブサイトでも、CBD製品は「大麻」に該当しないが、《当該製品を輸入する前に、麻薬取締部において「大麻」に該当しないことの確認をしております》と強調しているほどだ。
そして、お菓子を鑑定したところ、結果はシロ――つまり、違法なものではなかったことが判明する。もちろん、フワちゃん自身にも薬物疑惑はなかった。
「薬物トラブル」に見舞われたフワちゃんに、事実確認のため公式サイト経由で質問を送ると、こんな回答が返ってきた。
《フワちゃん本人の母親が体調を崩し、救急搬送されたことは事実ですが、食べたものは日本国内の店頭で購入できるCBDのお菓子で、大麻の成分も検出されておりません。また、CBDは検出されたものではなく、はなからCBDとパッケージに書いてあるものを買っております。何かを検出されたという事実はありません》
回答は《フワちゃん自身が取り調べを受けたという事実もありません》と続いていた。そこで、渋谷署に出向いたのは事実なのか再度問うと、以下の回答が返ってきた。
《本人が警察署に赴いたのは、事情聴取のためではなく、検査いただいたお菓子を処分する手続のためです。なお、母親の体調不良の原因がこのお菓子を食べたことにあったかどうかも明らかではない点と、そもそもこのお菓子自体が薬物でない点を重ねて申し添えます》と、警察署に出向いたことは事実と認めた。
「実は、CBDは現在のところ違法薬物ではありませんが、今年12月12日以降は、法改正により、含有量によっては麻薬として取り扱われる可能性もあるんです。CBDは一部で人気を集めていますが、法改正後は、より慎重な対応が求められます」(前出・警察関係者)
フワちゃんの母親が大事に至らなかったのは不幸中の幸い。フワちゃんも、活動休止が重なって、泣きっ面に蜂だったのは間違いない。