【旭川中2女子凍死】女子生徒の母親が旭川市を提訴 安全配慮義務違反に当たるとして約1億1000万円の損害賠償求める
北海道旭川市で4年前、いじめを受けていた女子中学生が自殺した問題で、女子生徒の母親が約1億1000万円の損害賠償を求めて、旭川市を提訴したことがわかりました。
4年前に旭川市内の公園で凍死した状態で見つかった、当時中学2年の廣瀬爽彩さんを巡っては、問題を調べていた再調査委員会が2024年、いじめと自殺との因果関係を認めていました。
関係者によりますと、廣瀬さんの母親は13日、「いじめがあったにも関わらず、市が措置を講じなかったことは安全配慮義務違反に当たる」として、約1億1000万円の損害賠償を求めて旭川市を提訴したということです。
旭川市教育委員会の野ア幸宏教育長は「訴状が届き次第、適切に対応していきたい」とコメントしています。