ドジャース開幕戦チケット販売装い詐欺 50代女性電子マネーで13万円超の被害
静岡県警藤枝署は17日、3月に東京で開催される大谷翔平らが所属する大リーグ、ドジャースの開幕戦チケットなどを交流サイト(SNS)上で販売するとかたった人物に、購入を希望した藤枝市の50代女性が、電子マネー13万5000円分をだまし取られる被害があったと発表した。署は詐欺事件として捜査している。
署によると、女性は今月中旬、X(旧ツイッター)上で3月18、19日に東京ドームで開催されるドジャース対カブスの開幕シリーズのチケットを、1枚3万5000円で販売するというアカウントを発見。計4枚分を購入しようと2回にわたり電子マネーで支払った。残金を払う前に「手続きができない」などの理由でさらに約10万円を要求され、被害に気付いたという。
開幕シリーズには大谷以外にも山本由伸投手ら日本人選手が多く出場する見込みで、チケット入手が困難となっている。署は「SNS上での個人間のチケット販売は詐欺を疑ってほしい」と呼びかけている。