列車が衝突しゾウ6頭死ぬ スリランカ
スリランカ中部ハバラナで20日、旅客列車が線路を横切るゾウの群れに衝突し、脱線した。
警察当局によると、乗客に死傷者はいなかったが、ゾウ6頭が死んだ。列車は野生動物の保護地区付近を走行していた。
一帯では2018年にもゾウ3頭が列車にひかれて死ぬ事故が発生。
当局はこれ以降、列車の運転手に対し、ゾウが線路を横切る地域を通過する際は制限速度を守るよう命じていた。
スリランカではゾウは神聖な動物と見なされ、殺傷は犯罪に当たる。同国には推定で約7000頭の野生のゾウが生息している。