イモトアヤコのインスタグラム（@imotodesse）から

タレントのイモトアヤコ（39）が9日放送の日本テレビの人気バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ！」（日曜後7・58）に出演。昨年8月にパキスタンにある世界第2の高峰K2（8611メートル）で滑落した山岳カメラマンでクライマーの中島健郎さんへ思いを馳せる場面があった。

今回イモトは「7年ぶりの海外登山」として雪で覆われた極寒アルプス山脈4000m峰ブライトホルンで“ご来光”を目指した。2018年に南極大陸最高峰のヴィンソン・マシフ登頂に挑戦以来、久々の登山ロケ。

登山に挑む中でイモトは、12年にマッターホルンを登った際の記憶を思い返す。過酷を極めたマッターホルン登山でイモトの近くでカメラを回し、どんな状況でも声をかけ励まし続けてくれたのは中島健郎さんだったという。

中島さんは同番組の登山企画に何度も出演していたが、昨年8月にパキスタンにある世界第2の高峰K2（8611メートル）で滑落。安否不明だったがその後救助活動の打ち切りが発表された。

イモトは「きょうちょっと歩いてて思いましたけど。健郎さんがいなくなって。ああ…泣きそうだ。私は基本山で会ってた仲間だから山に来るとより喪失感を感じる」と目に涙を浮かべた。

続けて「休憩するたびに健郎さんを思うんだよな。こういうときにお菓子くれたなとか、私が手が寒いって言ったらお腹の中に手を突っ込ませてくれたり。山に来たほうがより感じる…すみません」と時折声を震わせて、あふれんばかりの中島さんへの思いを語った。