「遅刻魔」プーチン氏、アメリカの特使を8時間待ちぼうけに…「古典的な威圧手法」の指摘も
英スカイニュースは14日、ロシアの首都モスクワを13日に訪問した米国のスティーブン・ウィトコフ中東担当特使が、プーチン大統領との会談のため少なくとも8時間は待たされたと報じた。
プーチン氏は首脳会談などでも遅刻が多く、スカイニュースは主導権を誇示するための「古典的な威圧の手法だ」と伝えた。
ウィトコフ氏は米国とウクライナが合意した30日間の即時停戦案を協議するため、モスクワに13日昼到着したが、大統領府に呼ばれるまで8時間待機した。
14日未明にモスクワを離れるまでの12時間余りの滞在時間のうち3分の2以上が待ち時間だったという。
プーチン氏は13日、訪露していたベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領と会談するなど公務があった。
ただ、スカイニュースは、プーチン氏の行動が「私がボスで日程を決める。誰にも従わない」という米国へのメッセージと受け取れると分析した。