シワ改善手術受けた韓国女優 真皮まで及ぶ「2度」やけどで、損害賠償500万円
韓国女優ユン・ジニが、ソウル市内の皮膚科でシワ改善施術を受ける課程で、2度のやけど(熱傷)を負い、の皮膚科医師を相手取って起こした損害賠償訴訟で、ソウル中央地裁民事部(パク・ジュンミン部長)は20日、医療過失を認め、4803万ウォン(約500万円)の賠償金を払うべきとの判決を下した。複数の韓国メディアが報じた。
2度のやけどは、表皮だけでなく真皮まで熱障害が及んだもの。
ユン・ジニは21年5月、睡眠麻酔を受けた状態で、超音波やレーザーなど3種類のシワ改善の施術を受けた。結果、左ほおに深刻な受傷をしたものの、医療スタッフは、患部に湿潤ばんそうこうを貼るだけの措置をとったと主張した。
韓国メディア「10アジア」は20日、その後、ここまで約50回に及ぶ施術で回復を目指すも、完治していないとし、「2〜3メートル離れた距離からも傷が見える」と伝えている。
当時ユン・ジニはドラマ撮影を控えており、傷をCG作業で消す工程が加わったため、自腹で955万ウォン(約100万円)を支払ったとしている。
当初、ユン・ジニは医師に2億ウォン(2100万円)の損害賠償を請求したが、裁判所は既存治療費と今後の治療費、予想損失収入、そして精神的被害慰謝料などを総合して損害賠償額を認めた。