動物の移動難航する中…ライオンが双子を出産 閉園決定後に妊娠発覚か ノースサファリサッポロ
9月末に閉園した札幌市南区の民間動物園「ノースサファリサッポロ」で、10月にライオンの双子の赤ちゃんが生まれていたことが分かりました。
札幌市によりますと、園にはライオンが3頭(オス1頭、メス2頭)飼育されていて、2頭のメスの内のいずれかが出産したということです。
双子の赤ちゃんは閉園から約1か月後の10月29日に生まれ、性別は分かっていません。
ライオンの妊娠期間は100〜110日ほどで、閉園が決まった後に妊娠したものと思われます。
運営会社の関係者は「繁殖目的ではないが、ライオンのオスとメスが一緒にいる時期はあった」としています。
ノースサファリサッポロは市街化調整区域に無許可で建物を建て、20年近くにわたり営業を続けていたことが問題視され、9月末に閉園しました。
建物の撤去に向け、園内に残る動物の移動を進めていますが、11月30日時点で256頭が残っています。
