売り専オーナー殺害の元ボーイ 自衛隊在籍時に同性愛体験?
大阪キタのゲイタウン・堂山で今年1月に起きた売り専(ゲイ風俗)オーナー殺害事件の裁判員裁判の第2回公判が26日、大阪地裁であり、強盗殺人などの罪に問われた元“売り専ボーイ”加藤健太被告(26)は、改めて金銭目的以外は「ない」とした。
殺害した売り専オーナーMさん(39=当時)とは昨年6月、ボーイと客として知り合い、個人的な関係に。加藤被告はその後の肉体関係は「なかった」という。
Mさんは無職だった加藤被告を目にかけ、新規出店予定のオーガニックカフェで「料理を担当してほしい」と頼んだ。
だが、加藤被告はあまり人を信用しない性格で「本当に面倒みてくれんのかな? うまくできすぎてる話かな」と内心思ったという。
法廷では「そんなに自分を気に入ってくれて面倒みてくれる気持ちだったのに、なんでこんなことしたのか、今でもあまり分からない」とも…。
加藤被告は高校卒業後に入隊した海上自衛隊を20歳で辞めた。
父親(55)はその理由を「同性愛みたいな話は聞きました。何か月も航海に出てると、そういう類いのことをしてきはる人がいて、それが嫌だったのかな」としたが、それならばゲイ風俗で働くわけがない。
むしろ過去のSNSでは、行きつけのスーパー銭湯で<やたらとおっさんにからまれたわーい>と男にモテるのを自慢していた。
「昨年9月に売り専の在籍リストから名前が消え、すぐまた復活したと思ったら、絡みNGでマッサージしかできないボーイになってた」とは地元売り専関係者。
「加藤(被告)とゲイの出会い掲示板で知り合ってヤッた友達がいる。自分からはヤレないけど、相手の穴で抜くのはOKな“食われノンケ”みたい」(地元ゲイ)との証言もある。