住人とみられる男性が死んだ状態で見つかったマンション（２２日午後１１時１５分、京都市伏見区深草西浦町）

２２日午後３時２５分ごろ、京都市伏見区深草西浦町のマンションで「腹から血が出て、人が死んでいる」と部屋を訪れた３０代の知人女性が１１０番した。

京都府警伏見署によると、住人とみられる６０〜７０歳代の男性が室内で、腹部が切れた状態で見つかり、すでに死亡していた。同署は事件の可能性もあるとみて、身元や死因を調べている。

同署によると、男性は上半身が裸の状態で、室内に荒らされた形跡はなかったという。女性は男性と連絡がつかなかったため、部屋を訪れたといい、その際、男性宅の玄関ドアに鍵はかかっていなかったという。

マンション近くに住む男性は「（２２日の）夕方くらいから規制線が張られて深夜になっても解かれず、何があったのか不安」と話していた。