パキスタンの山で日本人登山家(64)が滑落し死亡 先月にも同じ山で日本人2人が遭難
パキスタン北部で2日、標高およそ7000メートルの山に登頂した日本人男性が下山中に滑落し、死亡しました。
パキスタンの現地メディアによりますと、北部のカラコルム山脈にある標高およそ7000メートルのスパンティーク峰で、日本人の登山家オオニシ・ヒロシさん(64)の死亡が確認されました。
オオニシさんは今月1日にスパンティーク峰に登頂しましたが、翌日、ほかの登山家らとともに下山していた際、氷河などにできた深い裂け目、クレバスに滑落したということです。
この山では先月にも、登山中の日本人男性2人が行方不明となり、このうち、平岡竜石さん(55)が遺体で見つかっています。