起訴の米音楽界大物コムズ被告、影響力背景に多数の女性に性的暴行か
米ニューヨークの連邦大陪審に起訴された音楽界の大物プロデューサーで「パフ・ダディ」の名で知られるショーン・コムズ被告(54)が、自らの影響力を背景に多数の女性に性的暴行を加えていたとみられることが17日公表された起訴状で分かった。被告は性的人身売買や恐喝共謀などの罪に問われ、同日の法廷で起訴内容を否認した。
コムズ被告は16日に逮捕された。起訴状によると、2008年ごろから「フリーク・オフ(変人の集い)」と称するイベントをホテルなどで繰り返し主催。暴力や薬物で自由を奪った女性に性的暴行を加え、その様子を録画したとしている。
被告が経営する会社の従業員らが組織ぐるみで暴行や証拠隠しに関与したほか、被害者に対しては音楽界でのキャリアに影響すると脅して口止めしていたという。
検察は被害者や目撃者計50人以上から事情を聴いており、余罪を追及する方針。
コムズ被告は1990年代からラップ歌手として活躍し、人気歌手のマライア・キャリーやメアリー・J・ブライジらのプロデュースも手がけた。
コムズ被告は16日に逮捕された。起訴状によると、2008年ごろから「フリーク・オフ(変人の集い)」と称するイベントをホテルなどで繰り返し主催。暴力や薬物で自由を奪った女性に性的暴行を加え、その様子を録画したとしている。
被告が経営する会社の従業員らが組織ぐるみで暴行や証拠隠しに関与したほか、被害者に対しては音楽界でのキャリアに影響すると脅して口止めしていたという。
検察は被害者や目撃者計50人以上から事情を聴いており、余罪を追及する方針。
コムズ被告は1990年代からラップ歌手として活躍し、人気歌手のマライア・キャリーやメアリー・J・ブライジらのプロデュースも手がけた。