クレヨンしんちゃんの聖地、イトーヨーカドー春日部店が24日閉店 「サトーココノカドー」のモデル
埼玉県春日部市の商業施設「イトーヨーカドー春日部店」が24日を最後に閉店する。
東武線春日部駅近くのランドマーク的存在で、市内が舞台のマンガ「クレヨンしんちゃん」に「サトーココノカドー」が登場することから、ファンの聖地として親しまれてきた。閉店を惜しむ声が上がっている。(大久保謙司)
セブン&アイ・ホールディングスによると、同店は1972年開店。96年、現在地に移転した。地上5階地下1階建てで、専門店を除いた売り場面積は約6900平方メートル。市外からも多くの人が集まる。
過去には、クレヨンしんちゃんとタイアップし、看板などを期間限定で「サトーココノカドー」に改装して話題になったことも。
しんちゃんのグッズ売り場もあり、国内外から集まるファンを楽しませてきた。
閉店は今年7月、店頭とホームページで告知された。店内に設けられた掲示板などには、来店者から「まだ閉店する事を受け入れられない」「しんちゃん大好きだから最後に来れて良かった」などのメッセージが次々と寄せられている。