水原一平被告の量刑言い渡し、来年1月24日に再び延期…体調崩し心理学者との面談遅れる
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手(30)の元通訳、水原一平被告(39)が大谷選手の預金口座から約1700万ドル(約26億円)をだまし取ったとして銀行詐欺罪に問われている事件で、米連邦地裁は27日、12月20日に予定されていた量刑言い渡しを来年1月24日に延期すると決定した。
被告側が27日に連邦地裁に提出した文書によると、被告は量刑の判断に必要な報告書を提出するため、過去2か月にわたり、自身のギャンブル依存症を巡って心理学者と面談を重ねてきた。
24日に最後の面談を予定していたが、体調を崩して出席できなかった。このため、12月20日の量刑言い渡しまでに報告書を提出することは困難と判断し、来年1月に延期するよう連邦地裁に求めていた。
量刑言い渡しは当初、10月25日に予定されていたが、被告側の都合で2回にわたり延期されることとなった。